・ボゴタ、カリで路上で生活していて、寝ている人をたくさん見た。自分より明らかに年下の人も多くなってきた。 ・ボゴタの学生街で会った、メデジン出身の男。42歳?右の肩甲骨あたりが陥没している。メデジンで2年前に殺されそうになったから逃げて生活しているとのこと。話の内容にちぐはぐさはあるが、15分ほどの会話。小銭をあげた事より、まともに会話した事に喜んでくれたようだった。 ・ボゴタ。バス停である男に、セントロに行くにはどのバスに乗ればいいと質問した。一緒のバスだったが、バス代を僕の代わりに払ってくれる。代金を受け取らなくかっこよい。 ・ボゴタで宿泊した、Airbnbでの宿。Margaritaは、 musician. とても心地よい部屋。バランキーヤ出身、お母さんはSt.Andreas島に住んでいる。 ・ボゴタの安食堂で相席になったおやじ。エメラルドを買いにきたのか?と聞かれる。今回は仕事で来てると思われる事が多くなった。 ・ボゴタで写真を撮るとおやじに怒られて言い返す。いらだっている人も多い。 ・BogotaのSanta Fe. 気安くいっちゃだめだね。通常50、写真200という人。 ・その危ないSanta Feでオレンジジュースを売るおばちゃん。朝から昼の13時頃には店じまいをする。15時16時になれば危ないからねとの事。 ・どういった誘拐なのかわからない。一般的な誘拐なのか、FARCが絡んでいるのか、、 ・ホステルのドイツ人の女性、とてもおしゃれ。
・artesaniaの人たちは究極の自営業だよなー、みんなぎりぎりの所で生きているのか、それとも葉っぱが好きなのか、独特の顔をしている。 ・路上で絡まれた、transgenderの方。写真をみせてくれたが、笑うしかない。Panamaにもいったりする国際的な仕事だという。なかなかやり手なのかもしれない。 ・違う日に同じ場所を通る、黒いビニール袋を口にあてている、体によくない物をすっている、血気盛んな女、こわい、やばい。 ・カフェで声かけてきたゲイっぽい彼。電話番号を渡される。 ・カリで行った、museo de arte moderno. 近代美術館といったところ。写真展がよかった。Buenaventuraの娼婦をとったシリーズ他、コロンビアの写真家さん。それを説明してくれた学芸員の彼がとても熱心で、少しうざいくらい。でもとても親切な彼だった。 ・カリで声をかけられた。日系3世のYamamotoさん。アジア系レストランのWOKで働いているという。 ・カリにある、日系人公民館。空手、合気道、剣道など、ただで習えるとの事。 ・Salento在住の日本人、Junichiさん。電話のみ。大阪出身。彼の店、店員のおばちゃん。 ・その彼を教えてくれた、Moraのお茶を売っている彼女。 ・Salentoの宿のおばちゃん。あまりにもこころ優しそうな安心できる人。 ・Salentoのカフェで会ったおばちゃん。スペインに7年、オランダに7年。いまはオランダ国籍。こどもはオランダ国籍だが、いまはSalentoに皆一緒に住んでいる。旦那とは、スペインで出会うが同郷だったの事。マドリッドでの仕事のボスは日本人女性でとてもよくしてくれたとの事。おそらく40歳くらいか。コロンビアからスペインに向かったのは、23歳の時といっていた。 ・Cocoraをハイキング中に会った、コロンビア人カップル。けっこう歳いってる。キュラソーに住んでいて彼女はいま、オランダ国籍。 ・Si,Senorといわれる事が多くなった。 ・10年前の僕にあり、今ないもの。ハッタリ、ずる賢さ、したたかさ。だまされないぞ、という気持ち。 ・そのゆるさが自分の身を守る上で足りない。ずる賢い奴らを対等に相手するには、自分もそれなりのこころ構えが必要だと思う。対等さ。 #
by mushin44
| 2017-02-14 10:38
| Colombia
10年振りにコロンビアを訪れました。
前回は中米パナマよりカルタヘナへ小型飛行機で飛びましたが、今回は大阪ーアムステルダムーボゴタというルート。 ボゴタへ飛ぶ前の、アムステルダム一泊滞在がとても心地よかっただけに、ボゴタの街並みには正直心が荒みましたが。 旅行後、「何もできなかったな、、」というのが本当のところですが、なんだかんだ海外を歩いていると色々あります。 って、何があっただろうか。 ・カリではBooking.comで見つけたホステルに泊まった。評判通り、とても快適でついつい長居する。いまはネットで検索して評判を確認できるのでそれが当たり前になる。以前のように、予約なしで飛び込みで宿泊する事に躊躇するようになった。 ・そのホステルで会った、明らかにゲイっぽいロンドン出身の男。彫刻アーティストとの事。ビールを奢ってくれ、宿の4階にある心地よいテラスで一緒に飲む。 ・その彼にシンプルに、「ゲイだよね?」と聞くと、「ゲイというより、バイかな。その時好きになった人がただ好きなんだ。小さい時からそうだった。よく、ゲイやレズビアンの権利を主張する人もいるけど、あぁいうのはあまり好きじゃないんだ。」 なるほど、いいなその考え方。 ・そんな彼は2008年までの約15年間、ある男と結婚生活をしていた。そうか、同性婚が認められているのかイギリスは。 ただ、相手がBiポーラという躁鬱症?になり、二人の関係に亀裂が生じ、憎しみ合い別れたとの事。裁判沙汰にもなった。 その後、彼は南米を中心に旅に出て、2,3年に一度ロンドンに帰るとの事。次の帰国が数日内との事で、そのホステルで時間を潰しながら滞在しているようだった。 ・彼とはいま、Whatapp で繋がっている。また会う時はくるのかね。 ・ホステルの部屋は二段ベッドが3セットあり、1部屋に6ベッドあった。僕はある上段のベッドに寝ていたが、下のベッドには45歳位のフランス人のおっちゃん。彼は全く英語が話せないので、スペイン語での交流となる。「以前からサルサを習いたかったんだ。やった事ないから全然できないけど、習うならサルサの本場がいいと思ってね。だから、ここカリを選んだ。サルサ教室に行ってるけど、のぞいてみたら?楽しいよ。」そんな感じで、彼は自分の行っているサルサ教室の場所を教えてくれた。彼は高い高い声をしていた。 ・ある日、とっても暇だから、例のフランス人の言っていたサルサ教室まで足を運ぶことにした。本当に通うつもりはなかったが、観光地から外れた場所だから何か新しいものでも見れるかなと思って。すると、なんの事はない住宅街の一つの家が教室になっていて、とてもスタイルが良く可愛い20歳過ぎのお姉さんが応対してくれる。レッスンプランについて説明してくれたりしていたが、あまり彼女の言う事は頭に入ってこない。ただ可愛い女の子と会話していて嬉しいだけだった。僕は明らかに歳を重ねている。 ・その教室で中学生位の女の子6〜8人が、おそらく競技用?と思われる程のアクロバティックなサルサを練習していた。もっと見ていたかった。 ・その教室から帰宅しようと、バス停へ向かう途中、何かの看板が色彩豊かで面白いと感じたのでコンデジで写真を撮った。すると、たまたま横を通った若い青年が、僕が何故写真を撮っているのかを怪訝そうに聞いてくる。 ・「ただの思い出だよ。僕はカリ出身じゃなく日本に住んでいるから、ちょっとした事が珍しくて面白いんだ。だから記憶に残したいんだ。」そう堂々と答えると、そうかそうかとすぐ納得してくれた。心のどこかで、絡まれるのじゃないか、と心配していたのでホっとする。 ・その彼と歩く方向が同じだったので、バス停までの約100メートル位を一緒に歩く。彼は、「俺はめちゃくちゃ危ない治安の悪い地区に住んでるんだ」といい、山の方を指差す。コロンビアで言う危ないってのは、本当に危ないって意味だよな、、そう思いながら、人がよく死ぬかどうかを尋ねると、そうだとの返事。「友達も何人もなくしたの?」「そうだなぁ、、30人位死んじゃったよ。俺が唯一生き残ってるよ。」と、悲しいような、哀しいような、寂しいような、諦めきれないような、なんともいえない表情をしている。18歳でそんな体験をしている彼を不憫に思い、30人は嘘ちゃうの?と思い、でも嘘だとしてもそんな残酷なストーリーの嘘をつく事がどっちにしろ寂しいと思い、もしかしたら彼を狙っている奴が今撃ってきて流れ弾に当たりたくないなと心配し、すごい話を聞けたと感じながらも何故そんな事が身近で起こるカリに好き好むんで訪れている自分がよくわからなくなる。おそらく3分位の彼との会話。じゃまたね、といい別れるが、少し彼を見続けていると彼も振り返り、お互い手を上げて、再びまたなと合図する。時には見ず知らずの人間だから話せる事もあるのだな。彼は素直になりたそうだった。 ・いま思うと彼は銃を持っていたかもしれない。そして僕が言葉を全く話せなければ、カメラを取られていたかもしれない。人と真正面から話をするってのは、なんか、なんかだよな。 ・ホステルでボランティアしている女の子は南アフリカ出身。英語、スペイン語、フランス語を流暢に話し、来月一時帰国するという。姉か妹かの結婚式だといっていた。ブラジルから飛ぶんだとさ。 ・大きな身体のオランダ人の女性。無給だけど、半年間の休暇がとれた。帰国したら仕事に戻る保証があるので嬉しいといっている。ここでもオランダ人に良い印象を持つ。 ・ホステルにとてもうるさい、いつも声が大きすぎる男がいた。彼に対して少しイライラしていたが、イタリアのナポリ出身と聞いて納得。イライラはおさまった。 #
by mushin44
| 2017-02-13 11:32
| Colombia
来週より始まる写真展ですが、以下の日時会場に滞在しています。
8/1(月) 15:00~20:00 8/2(火) 15:00~20:00 8/3(水) 13:00~18:00 8/4(木) 15:00~20:00 8/5(金) 13:00~20:00 8/6(土) 13:00~ラスト(18時よりレセプション、終了時間未定) 8/7(日) 13:00~20:00 8/8(月) 15:00~20:00 皆さんのお越し、お待ちしております。 #
by mushin44
| 2016-07-29 20:18
| Kyoto
友達の谷村君が、イベントや展示するスペースをオープンするので、それに合わせオープニングイベントという形で個展させてもらう事になりました。場所は大阪、谷町6丁目。よければ遊びきてください。
水渡嘉昭写真展 ' uno' 2016.8.1(月)〜8.8(月) 全日程OPEN 13:00〜20:00 at 谷六Village 542-0062 大阪市中央区上本町西3-3-5 www.taniroku-village.com 今年2月にキューバで撮影した写真がメインで、15点の予定です。 「街中で、ぽつんと何かに取り残されたかのような男の姿に何か惹かれてるんだなー。なんでなんだろ?」 そう展示構成しながら考えているこの頃です。 #
by mushin44
| 2016-07-21 20:54
| Kyoto
今年1月22日から約1ヶ月間、カリブの数カ国を巡りました。
日本→カンクン→キューバ→ドミニカ共和国→ハイチ→ドミニカ共和国→プエルトリコ→NY→日本 そんなルートの旅に関して、まず思い出せる事を雑然と書き出してみると、、 - キューバの主要な街ではパルケセントラル(中央公園)にて、wifiが使えるようになっている。スマホを持ったキューバ人が集まる光景を見ると、なぜか残念な気持ちに。 - そのwifi使用の為には、PINコード付のカード購入が必要。電話会社で直接買うと、2CUC(2ユーロ位)。そのカードを3CUCで転売して稼いでいる人が沢山いる。 - 寒い2月のハバナ。長袖というだけでなく、ダウンジャケットを着たキューバ人を2人みた。 - カマグウェイは暑い。他の都市と違い、通過もなかなかキューバペソが流通していて、やりようにより安く過ごせる。人もフレンドリーで、心が綺麗と感じられる人に沢山出会った。 - そのカマグウェイのビール倉庫横で会った、一家族。父親は白人、母親と娘二人は黒人。不思議と思い尋ねると、彼は一緒に暮らしだしてまだ2年くらいとの事。父母は50歳くらいだろうか。別れの時に見送ってくれた彼は、“俺と彼女との関係は、fijaなんだ”と言った。ゆるぎない関係といった意味合い。お互い、今までにいろいろあったんだろうな。とてもかっこよかった。 - その彼は、僕と出会った時、どうだビール飲むか?といって勧めてくれた。キューバ人にただでビールを初めて貰ったけど、彼は仕事柄、いくらでもただでビールを飲めるみたいだから納得。 - Bici-Taxiといった自転車タクシーの、ある若い運転手とふと会話を始めると。僕の家にくるかい?と誘われる。 - 誘いにのり、約15分間リキシャにて彼の家へ。カマグウェイの中でも低所得層と思われるそのエリアに行った時は、舗装されてない路地がとても暗い暗い。奥さんがいたが、あまり笑顔を作るのが苦手なようだ。急なお客にとまどっているのか、ただ人を迎え入れる事が普段ないよう。不器用な人に親近感。 - 帰り道、リキシャを運転しながら、彼は孤児として育ったと告白した。現在24歳だが、育ての親が昨年なくなったとの事。とても悲しかった。そんな話と同時に、女が好きなんだ、そう嬉しそうに話す好青年。離婚しそうと感じtが、いまのまま幸せに生きていってほしい。 - 女は文句をいいながらも動き続けいい顔をしている。男は文句を言わないが不満を噛み締め渋い顔をしている。今回の旅で感じた僕の中の新しいキューバ人像。 - 初めて訪れたバラデロ。雨風が強く全然魅力がなかった。高い金を払ってバラデロに泊まらず、安いマタンサ滞在でよかった。 - そのマタンサは、安食堂を見つけられなかった。いつもピザばかり。 - バラデロからマタンサ行きの乗り合いトラックにて、ロシア系オーストラリア人に会う。とても金持ちらしく、とてもおしゃべりで、悪い人じゃないけど鬱陶しくも感じる彼。僕よりいいカメラ、レンズを持っている。 - カマグウェイの宿は連れ込み宿でもあった。隣の部屋には、ハイチ系カナダ人の70位のおっちゃん。横にいるのは25歳位のキューバ人。あまり外出しないらしく、彼女が少し不満気そうだ。彼は年に2,3回キューバに遊びにくるらしい。ハイチは危険で最悪だとの事。 - その宿の主人は、陽気な彼。 #
by mushin44
| 2016-03-28 21:26
| Cuba
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